最新更新日
07/05/22

裏民企画第1弾:バケツプリン作成
著者:ヤマオヤジ


 これは、以前に行われたバケツプリン作成に先立ち、経験者であるヤマオヤジ氏からバケツプリン作成の心構えを説いたレポートである。

 なお、バケツプリン作成の様子は「バケツプリン作成記」(後日アップ予定)をご覧いただきたい。

はじめに

 今回民研でバケツプリンを作るにあたり、自分の経験から学んだ知識を部員間で共有しておきたいと考えた。そのためこのような形で情報をまとめてみた。この情報を活用して計画を成功させてほしい。なおこの情報は都合二回にわたる私の経験から学んだもので科学的調理学的な知識の裏づけ一切ないことを認識しておいてほしい。


2. 事前の準備

 私が挑戦したのは二回とも体積3〜4リットルほどのサイズである。このサイズのプリンを冷やすのに一般的な冷蔵庫で五時間から六時間ほど必要であった。今回挑戦するサイズによっては相当な冷却時間が必要になるだろう。冷却以外にも数リットルの液体を沸騰させ、そ熱をとるなど意外と時間がかかるものである。つくる際には十分な時間的余裕を持つことが条件である。
 また実際に食する際に重要なアイテムである調味料を購入しておくことが望ましい。有ると無しでは食する際の苦労が雲泥の差である。個人的には柑橘類の類がお勧めである。
 なおプリンの型となるバケツを選ぶ際には十分な吟味が必要である。出来上がるプリンが自重に耐えうる形状をしていなかった場合、惨劇が起きることは間違いない。


3. 作業

 実際に調理する際には困難なことは殆ど存在しない。材料や調理器具がきちんと用意されていれば手間取ることもないだろう。ただ創意工夫や前回の失敗からの学習などを反映すべきはこの段階であるため、記録もしくは記憶をしておくと次回の成功率が上がるだろう。
 作業の中で唯一にして最大の難関といえるのはプリンを皿にあけるときであろう。初回・二回目の挑戦ともこの段階で手痛い失敗をしており、計画全体の成功失敗を左右する場面である。これは慎重にいくと失敗すると思われる。度胸を決めて一気に行くべきだろう。


4. 食事(処理)

 真の難関である。成功しようが失敗しようが逃れることはできない何事も程々が一番という言葉がこれほど実感できる時もそうないだろう。この苦境を乗り越える方法としては以下のようなものが考えられる。

@人手(胃袋)を確保し一人当たりの分量を減少させる。
A調味料を使い脳と胃をごまかす(欠点:勝負所を間違えるとつらい)
B勇気と根性(努力と愛情でも可)

 自分が参加するなら@、傍観者に徹することができるのならA・Bを推奨する。
 プリンの賞味期限は分らないがおそらく一日・二日程度だろう。各人自分にあった方法処理してもらいたい。


5.おわりに

 ちなみに今回の民研で作成する5リットルという大きさのプリンは約48人前である。
 一人のノルマとして約7人前である。
 この難関に挑む部員各員には次の言葉を贈りたい。

『あきらめたらそこで試合終了だよ。』


(井上雅彦「スラムダンク」安西先生の言葉より)




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